皆さん、焼き牡蠣を行う時は「炭火」「ガス火」どちらがお好みですか?
炭火焼き

ここでは、糸島のカキ小屋情報豆知識として、糸島エリアの四大漁港(福吉・加布里・船越・岐志)で営業するカキ小屋で使用されている焼き台(火種)「炭火焼き or ガス火焼き」の分布を調査&分析してみました。

私めは七輪オタクで備長炭をこよなく愛していますので、「どちらがいいの?」と質問されると「炭火」と即答してしまいますが、各々メリット・デメリットが存在しますので、両方利用してみない事には何とも言えないと思います。

とりあえず何度か牡蠣小屋に通って、自身にあった焼き方(火種)を把握しましょう。

ある漁港では炭火の店舗が多いとか(炭族)、ガス火が多いとか(ガス族)、漁港によって使われている火種の比率に違いがある事が判明しました。また店舗によっては、炭火かガス火を選択できる「ハイブリッド型」の最新鋭?のカキ小屋も存在します。

炭火焼き&ガス焼きのメリット&デメリットを考えてみました。かなり個人的見解が入っておりますが、参考までに御覧いただければ幸いです。

メリット&デメリットまとめ

炭火焼きのメリット

  • 風情&暖かい炎を感じながら焼き牡蠣を楽しめる
  • 一気に高火力で焼き上げることができる
  • 遠赤外線効果で広範囲に焼ける

炭火焼きのデメリット

  • 灰が舞って髪の毛&服が汚れることも
  • 焼き台の中央とサイドで火力が違い焼き時間にムラが発生
  • 牡蠣が爆発し牡蠣汁が飛び散ることが(ガスより頻度が高い)
  • 終盤戦には火力が弱まり牡蠣が焼けないことが
  • 帰り際には全身炭の香りをまとっている

ガス焼きのメリット

  • 一定の火力で焼き続けることができる(焼ける所が一定)
  • 牡蠣をガンガン焼いてガンガン食べるのに最適(食べ放題向き?)
  • 子供連れだと炭火焼きより若干安心?

ガス焼きのデメリット

  • 焼ける場所が決まっているので、網いっぱいに食材を焼けない
  • 風情を楽しむことができない

糸島の牡蠣小屋(四大漁港)全体での火種(炭火orガス)分布

まずは、糸島エリアの四大漁港(福吉・加布里・船越・岐志)で営業するカキ小屋全体での「炭火 or ガス火」の利用分布になります。

糸島の牡蠣小屋(四大漁港)全体での火種分布

ほんのわずか炭火焼きが多いのですが、全体で見るとほぼ五分五分って感じです。

岐志漁港のカキ小屋火種(炭火orガス)分布

全体ではほぼ五分五分って感じだったのですが、岐志漁港に限っては、ハイブリットを含めると80%以上の店舗が「炭火焼き」となっています。

岐志漁港のカキ小屋火種分布

船越漁港のカキ小屋火種(炭火orガス)分布

船越漁港では、岐志漁港とまったく反対の比率。カス火が全体の75%を占めているのが分かります。

船越漁港のカキ小屋火種分布

加布里漁港のカキ小屋火種(炭火orガス)分布

加布里漁港では、ハイブリットとガス火が半分半分。全体ではガス火優勢って感じですね。

加布里漁港のカキ小屋火種分布

福吉漁港のカキ小屋火種(炭火orガス)分布

糸島の元祖カキ小屋・福吉漁港では、ハイブリットまで含めると75%が炭火焼きを採用しており、炭火焼き優勢って感じですね。

福吉漁港のカキ小屋火種分布

まとめ

如何だったでしょうか?全体では五分五分って感じだったのですが、岐志漁港では「炭火焼き」が優勢、船越漁港では「ガス焼き」が優勢と漁港によって、どちらが優勢なのか確認できたのではないでしょうか?

また焼き台の種類もいくつかあり、焼き台をテーブルの上にドカンと載せている所や、テーブルの真ん中に焼き台が埋め込まれている所。また糸島エリアではまだ発見していませんが、七輪で焼けるお店も存在します。

火種ひとつとってもいろんな特徴があり面白いもんですね。

皆様の牡蠣小屋ライフのお役に立てればなによりです。

糸島カキ小屋お役立ち情報

お願い事項

掲載している情報に関しては、公式サイトや直接店舗を訪ねて確認した内容になります。掲載情報は間違いのないように十分注意して記載していますが、しかしながら間違った情報を掲載してしまっている可能性もあります。

最新で正確な情報に関しては、各牡蠣小屋の公式サイトで確認するか、直接電話で問合せをするなどしてご確認をお願い致します。

もしも誤りがありましたら、お問い合わせページからご指摘いただければ幸いです。